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どうも、タテノリです。
「最少の時間で成果を最大にする」。だれだって無駄な努力したくないですよね。
僕だって楽したいです。笑
エッセンシャル思考という本は「無駄な努力すんなよハゲ」ってことを教えてくれる本です。ハゲですいません。。
初めて読んだのはかなり前なんですが、最近になってまた読み直してみたのでエッセンシャル思考の要約と僕が読んでみた感想で書評を書いてみます。
エッセンシャル思考とは?
エッセンシャル思考とは、本質思考のことです。
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初めてみたときは「エッセンシャル?あー、シャンプーのことね」とか思ってました。笑
"エッセンシャル"は和訳すると、"本質"です。
この本は本質思考を身に着けましょうよ。ってのがテーマの本です。シャンプーは関係ありません。
洋書ですが、日本語訳も綺麗で読みやすいです。
作者のグレッグ・マキューンさんはApple、Google、Twitter、Facebookと名だたる有名企業のアドバイザーを務めてるスゴイ人です。
13万部ほど売れている、ベストセラーのビジネス書ですね。
いい本って中古価格も高かったりするのですが、エッセンシャル思考も中古価格が高くAmazonでの評価もかなり高いので、まぁ読んで損はしない定番の自己啓発書と言っても良いでしょう。
エッセンシャル思考の要約
エッセンシャル思考の要約を簡単にまとめます。
図でまとめるとこんな感じです。
「あれもこれもそれも、全部大事!全部やらなきゃ!」って思ってたら全部が中途半端になって器用貧乏になります。
自分が得意で、一番効果性が高い部分は何か考えて、1点突破しなさい!っという思考がエッセンシャル思考です。
本書では「より少なくしかしより良く」という言葉が頻繁に出てきます。
人の時間は24時間しかないのに、世の中にあること全部出来るわけないですよね。神様じゃあるまいし。
野球のプロはサッカーのプロになれません。人間の80年そこらの人生じゃ出来ることなんてごくごくわずかです。
本書で言いたいことを簡潔に言うと「1点突破して結果を出すことが、一番効率の良い努力」ってことですね。
もう少し詳しくエッセンシャル思考の要約
もう少し詳しくエッセンシャル思考の要約を掘り下げておきます。
僕が個人に印象に残っている部分の要約です。本書ではもっとたくさん良いことが書かれてますよ。
99%の事は無駄。雑音。ノイズ。ゴミ。
世の中の99%は無駄だと強烈に批判してます。
かなり強い言葉で99%は無駄と書かれていて、「自分が思っている以上に無駄な事って多いんだな」と気付かされます。
本当に必要なものは少ないんですが「何が必要で何が不要か?」本書ではその判断基準も書いています。
必要・不要を見極める判断基準は「今持っているものを失ったとき、コスト(時間・お金・労力)を使ってでも取り返したいものか?」と自分に質問するとわかります。
何でもいいんで一度あなた自身に問いかけてみてください。
僕だったら「ニコ動全然見てないけど、プレミア会員なったままだわ。解除されたらわざわざまた会員になりたいとは思わないよね」って感じです。
トレードオフ。世の中は等価交換だ!
鋼の錬金術師が好きの僕からしたら等価交換は真理なんだぞ!とか思っちゃうんですが、エッセンシャル思考でも等価交換(トレードオフ)の考え方が出てきます。
何かを得るには何かを失う。
例えば「今の収入+10万円」を得ようと思えば作業する時間が必要になり「遊ぶ時間」は失います。
それでも「遊ぶ時間」より「副業で稼ぐ実績」を得るほうが、将来脱サラして自由を得たい人にとっては大切ですよね。
目的達成のために何が必要なのか?達成するためにはトレードオフで失うものもありますよ。というお話も書かれています。
スマホに寄生されてるぞー!
情報化社会で、スマホで暇つぶしし放題な現代。スマホいじってると思考止まってますよ。
スマホの電源切って、自分の中に閉じこもって、思考する時間を取りましょう。というお話も書かれています。
マイクロソフトのビル・ゲイツさんも年に数回、1週間一切仕事せず、引きこもって思考する時間を取ってるそうです。
遊べ。騒げ。はしゃげ。
真面目にコツコツ仕事してても、面白い仕事は出来ない。仕事にも遊び心をもたせたほが、色々捗るぜって話も書いてます。
仕事ばっかしてないで、適度に遊ばないとイノベーションは起こらないんだそう。
確かに、まじめな人より面白い人のほうが関わってて楽しいですよね。
寝ろ。睡眠時間削るな
作業しなきゃ!手を動かさなきゃ!ってバリバリ働く人は睡眠時間削ってでも作業しますよね。
睡眠時間削って、眠たい状態で作業する=お酒飲んで酔っ払ってる状態と変わらないことが実験で証明されてるそうです。
睡眠時間削ってもいい仕事は出来ないから、メリハリきっちりつけましょうというお話も書かれています。
イエスマン?ノーノー。ノーマン!
エッセンシャル思考ではノーマンを推奨してます。
何でもかんでもYES!YES!言ってたら本質に集中出来ません。NOというのは一時的に気まずい雰囲気になるけど、やらなきゃいけない本質があれば相手も理解してくれます。
だから、ノーマンになって簡単にYESと言わない。何でもかんでも引き受けない。断る姿勢を持ちましょうというお話も書かれています。
「目標はかなり明確です!」はアウト
目標はかなり明確ではなく、完全に明確でないとダメです。
それぐらい目標はきっちりとたてて、めちゃくちゃ具体的に話せるレベルまで落とし込めって話が書かれています。
人間って、意志弱い。習慣の力借りちゃえ!
やらなきゃいけないことが明確になっても、行動できなきゃ意味がないですよね。
人は弱くて楽なほう、楽なほうへと流れちゃいます。
だったら、習慣の力を利用してしまえ!と本書では説いています。
例えば、歯ブラシって当たり前のように毎日しますよね?
これって無意識レベルまで落とし込まれた習慣なんですよね。
脱サラしてやるぜ!って思ったときにほとんどの人は作業出来ないんですけど、作業する習慣を身につければ無意識に作業するようになります。
たとえば、会社終わったあとは直で家に帰らず、カフェにいって作業する習慣を身につけるとかですね。
28日間同じ事を続ければ、習慣化すると言われているので(この本には書いてませんが)何も考えずとりあえず1ヶ月続けてみてはいかがでしょうか。
エッセンシャル思考の書評と感想
エッセンシャル思考の書評と感想を僕個人の意見でお話します。
正直、エッセンシャル思考といいながらエッセンシャル(本質)じゃない事も書かれてるなーって印象です。
やっぱり本として出す以上、ある程度ページ数を稼がないとダメなんで、ページ数稼ぎ感のある項目もありますね。
ただ、売れてるだけあって、本自体はいい本です。全部を全部きっちり読む必要はないと思いますが、いい部分も多いのでつまみ読みするのがいいかなーという感想です。
僕がこの本の中で一番いいなと思ったのはYESマンではなくNOマンになるという部分です。
僕自身は今3年後の新しい働き方として脱サラして自営業をしています。
決まった時間の出勤がないので丸一日遊んでもいいし、仕事してもいいわけです。更にどの仕事をするかも自分の自由意志。選択肢が多すぎるんですよね。
「タテノリさん力をお借りたいです。一緒に仕事しませんか?」というお話をよく頂きます。他の人と一緒に仕事するのも楽しいのですが、これらを全て受けていたら奥さんとの大切な時間がなくなってしまいます。(本書でも家族を優先しよう!という話が出てきます)
僕にとって本当に大切なのは奥さんであって、バリバリ仕事をすることじゃないんですね。
"エッセンシャル思考"はアメリカ発の本ですが、特に日本人ってYESマンが多いのではないでしょうか?人と合わせることを大切にする精神が染み付いている気がします。
脱サラしたいのなら、残業を頼まれても断って副業をする。休日は家族と過ごす日だから、絶対に休日出勤はしない。
一度でも特例を許してしまうと「あ、こいつは休日出勤頼んだらしてくれるんだ。」と上司に認識され、延々と仕事を振られてしまいます。
「NO」を言うと一時的に気まずくなりますが、あなたは会社のために生きているわけではありません。NOを言う勇気を、エッセンシャル思考という本を読んで学んでみてください。
エッセンシャル思考まとめ
本質を考えるエッセンシャル思考という本は、現代の情報化社会に合っています。
ネット上には何百億、何千億と言った記事があります。あなたにとって世の中にある情報の99%は無駄です。情報があふれ返っているいる現代だからこそ、選択と集中が大切。
99%の無駄を捨て、1%の本質に集中し最少の時間で成果を最大にしましょう。
「最近何をやっても中途半端で、軸がぶれてるなー」と思う人は是非読んでみてください。
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